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鎌谷律脩の我想ふ!

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「おかげ」という原点

2006年05月11日| ビジネスコラム [66]

by 鎌谷 律脩

「俺が、おれがの、我(が)で生きるのではなく、お陰、おかげの、下(げ)で生きる」。実は私、仏門の世界に入るのかと言う位、何箇所かでのお寺の参禅経験等があります。この言葉はその昔、寄宿していたお寺で教えて頂いた言葉です。

「我で生きると敵が出きる。欲望が出る。手段を誤る。傲慢になる。騙す事もいとわなくなる」
「下で生きると味方になってくださる。いたらなさに気付く。王道しか歩めない。感謝と反省が生まれる。生かして下さる」「我」がすべて悪いのではなく、ただ戒め(いましめ)として心に留めておくという話だったと記憶しています。

いきなりブルーな話をするつもりではありませんが、実はGWの少し前まで息子が入院しておりました。今はすっかりよくなったのですが、これほど「お蔭様」と感謝した事はありませんでした。自分の力では、努力では、なにも出来ない無力感。変わってやることも出来ない脱力感。しかし多くの方のお力添えによって助けて頂ける。助けていただいた。生かして頂けた。「困った時はお互い様よ」こんなにこの言葉がありがたいなんて・・・ 普段考えもしなかった事や気付かなかった事がこんなにあるなんて・・

おぉっと、あぶない(何が?)話をもとに戻します。お寺参りや参禅は、好んで行こうというのではなく、なぜかそうなってしまうという事が多いのですが、その中の一つに、そんな「お陰」に出会うための研修に行っていたのが今から15年前の今月でした。ザ・どん事業に携わる正働きさんは、全員、京都は山科の一灯園という所での研修を終了しております。特定の宗派、宗教団体ではありませんが、必ず参加することを義務付けられております。

様々な研修(修行)が行われますが、その中の1つが六万行願(ろくまんぎょうがん)。作務衣(さむえ)に着替え、バケツと雑巾をもって、京都市内の家庭をまわり、家の方にお願いをしに回ります。

そのお願いとは・・

「トイレ掃除をさせて頂けませんか?」

あまりの突然の事に、家の方は当然びっくりされます。どこの誰かも分からない人がやってきて、いきなりトイレ掃除ですから・・・(笑)

こちらも気持ちは複雑。あまりやりたいとは誰も思っていないでしょう。だから押しも弱いし声も小さい。ところが不思議なもので、何軒も何軒も断り続けられていくうちに、少しずつ変化が現れてくるのです。あまりにも拒否されるため、なんとかさせてほしいという気持ちが芽生えるのです。

そしてついにお許しがもらえると・・・「やったー!」となるから不思議ですね。お許しを頂けた、そのおかげで掃除をさせて頂ける。真剣にトイレ掃除をさせて頂き、終わった後の爽快感はなんともいえません。(^_-)

どうか私にさせて頂けませんか?という精神。もっとお役に立てませんか?という精神

これはお取引様に対しても同じ事です。どうぞ一緒になって、お客様に喜びのタネまきをしませんか、その為に力を貸していただけませんか、というスタンスです。ですから、例えばお米の業者様には、「もっと安い米は無いのか?」では無く、「もっとおいしいお米はありませんか」となります。するとお取引様も真剣に取り組んで下さいます。お米ひとつでも、大学の研究室なみの数値、成分、比較分析を、何ページものレポートで上げて頂く事で、一緒に対策を講じることができるのです。

「我」を封印するものではありませんし自虐でもありません。また「我」が、すべて悪いのではなく、必要な事や時も必要なんでしょう。私自身も、まだまだ欲もあり、至らない事ばかりで反省の毎日です。

「喜びのタネをまこう」、それはおかげに対する報恩(頂いた恩に報いる事)

だからこそこの下座の精神は、いつも原点に据えておきたいと思っています(^^ゞ

鎌屋代表 鎌谷律脩

鎌屋代表 鎌谷律脩プロフィール

大阪府箕面市出身。営業や販売など数回転職し、プロのカーレーサーを目指していたり、バーテンダーをやっていた事も。平成4年、ダスキンと日本水産のジョイントベンチャー(株)どんに入社。タスクフォース、スーパーインテンデントなどを歴任し、平成9年に独立。(有)鎌屋を設立し、どんのフランチャイジーとして広島市内に店舗展開。

平成15年に新規事業部を立ち上げ、今後はこれまでの店舗、運営ノウハウを活用し、既存事業の深堀を進めていくと同時に新規業態のブランドを立ち上げ展開していく予定。

『とにかく熱い人。でもいつもニコニコしていて、言葉では表現できないけど不思議な力をもっていますよ』
(スタッフ談)

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