勿体(もったい)
2007年03月04日
by 鎌谷 律脩
「結婚して昨日籍を入れたんですよ」
10年前、鎌屋の創業期にアルバイトに来てくれていた働きさんが嬉しい報告を持って来てくれました。お互いから出た言葉が「変わらないね!」 10年ですからかなり変わっていると想うのですが(笑)二人の間では、いつまでも当時のままなのかもしれませんね。
当時高校生だった彼も、今は大工として修行を重ねているようで、「来年には独立を視野に入れています」と心強い言葉を聞かせてもらいました。嬉しかったなー!! 当時は一緒になって夜中まで遊んでいたと記憶しております(^^ゞ
さて話は変わりますが、仕事柄や様々な出会いの中で、若者に接する機会が多い方だと思います。その中で近年感じているのが若者の就労や価値観に対する変化。若者の日雇い就労。安易な気持ちで手を染める理不尽な就労。お金さえ得られれば良いという価値観。様々な諸問題がマスコミをにぎわしておりますが、ではその問題の本質はどこにあるのだろう? 大人たちが本当に伝えるべき事を伝えられているのだろうか そんな問いを自分に投げかけております。
伝えるべきものは何なのか。どんな問いなのか。それは各人の中に持っている、もしくは眠っている「自分」という本体を、勿体(もったい)表(あらわ)していますか?という事だと想っています。
その答は多分私の中には無く、各人の中にあるのでしょうが、そこに向き合わないなんて勿体無い(もったいない)ですからね。だから一緒に勉強しようよと始めた勉強会。大学生や社会人、鎌屋の卒業生や現役の働きさんとメンバーは様々ですが、とにかく熱い!次回で3回目を迎えますが、会を重ねるたびにその輪は広がっており、会には参加しなくても、色んな会話の中で、存在意識の中には「このままで・・・?」という問題意識を持った若者がたくさんいる事を教えてもらいました(^^)
このままでいいのだろうか? 本当はどうなりたいんだろうか? そんな事を誰が教えてくれる? 私に何ができるのだろう?
押し問答のようですが、自分に問いかける事で、一緒に考える事で、もったいある何かのきっかけ作りになってくれたら・・と想っております。





