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鎌谷律脩の我想ふ!

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彼女の判断基準

2007年09月14日| 師匠の教え [20]

by 鎌谷 律脩

「経営者だから」という訳ではないけれど、生きていく上で避けて通れない様々な出来事や現象が起こる中、特にジャッジメントを必要とする時の判断基準はそれぞれ私なりの基準がある。でもその基準にあてはまらない場合はどうするのか?

その判断が、会社にとって、私にとって、私達にとって、得か損か、有利か不利か、成長と発展に繋がるのか否か。その時はエゴと欲望が出てしまっての判断基準。もちろんそれを否定はしないが、相対するジャッジは、時に勝ちと負けを、言い換えればプラスとマイナスを生み出す。「相手の立場に立って」なんて奇麗事なのかもしれない。でも相対である以上、時には形を変えて両方の要素が結果としてお届けされる事は身をもって教えられた。ビジネスの世界「やるかやられるか」なんて、本当はそんな敵などどこにもいない事も教えてもらった。「おれが」ではなく「おかげ」だと言い聞かされた。

原因不明の病気で寝込む母親。力の入らない体を無理やり起こし、子供の為に食事を作ろうと台所に行く痩せ細った母親。痛ましいほどふらふらな足取りを見て・・

「俺お腹空いてないから、母さん寝てて・・・」 食事を取っていない彼のお腹が「グー」と鳴いた時、こみ上げるものを止める事は出来なかった。

「相手の立場に立って」それは自分にとって損で不利で犠牲になってしまう事もある。それは自分が生きていく上で、得で有利な方を選ぼうとする自己防衛。もちろんそれさえも否定しない。

ただ・・・その自己防衛は、明日があるという前提。

「かまちゃん、人間は死ぬんやで、いつか必ず死ぬんやで・・・」

色んな節目で現れる彼女。その時は縁起でもないことをって想った。そんな事考えながら生きていけるかとも想った。でもその母親の姿を見た時に気付かされた。

もし、明日死ぬとするならば、得も有利も何の意味も持たない。そこでの、最終の判断基準が彼女の判断基準。

その基準を知った時、心の荷物が軽くなったように想う。

鎌屋代表 鎌谷律脩

鎌屋代表 鎌谷律脩プロフィール

大阪府箕面市出身。営業や販売など数回転職し、プロのカーレーサーを目指していたり、バーテンダーをやっていた事も。平成4年、ダスキンと日本水産のジョイントベンチャー(株)どんに入社。タスクフォース、スーパーインテンデントなどを歴任し、平成9年に独立。(有)鎌屋を設立し、どんのフランチャイジーとして広島市内に店舗展開。

平成15年に新規事業部を立ち上げ、今後はこれまでの店舗、運営ノウハウを活用し、既存事業の深堀を進めていくと同時に新規業態のブランドを立ち上げ展開していく予定。

『とにかく熱い人。でもいつもニコニコしていて、言葉では表現できないけど不思議な力をもっていますよ』
(スタッフ談)

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