「伝言」
2008年10月19日
by 鎌谷 律脩
「○○○のお店、すごくいいよ!」 思わず人に伝えたくなるお店。あの店の何々であったり、あの店の誰々であったり。満足の域を超えないと中々感じ得ないのでしょうが、先日お邪魔した焼き肉屋さんはまさにそんなお店でした。
「焼き肉屋を始めたんですよ」
飲食店が本業の会社ではないのですが、知人の経営者から会食の中でそんな話を聞いておりました。仕事柄か、飲食店に行きますと無意識のうちにゲシュタルトが働くようで、コンサルタントでもないのに自分なりの分析をしてしまうようです(^^ゞ
要は入店し、数分の間に「このお店はこんな状態ではないんだろうか」と推測し、一つの対象から全体の対象を捉えようとする心理学の概念です。勿論何の根拠もありませんが、十数年も飲食に携わっておりますと、経験則から、一つの現象を見た、聞いただけで、色んな状況を把握する能力のようなものが備わっているのかもしれません。
当然100%ではありませんし、ある意味固定概念の何物以外でもありませんから、逆に言えば予想をしていた事前期待を超えた「何か」があると「おっ!」となるのでしょうね。
まずは基本中の基本なのですが・・・ 「美味い!」
タレもそうなんですが、黒毛和牛のお肉が最高。それでいてこの値段?というリーズナブルさ。ぜひ仕入ルートを教えて頂きたい(^^) それはともかく、商品・サービスはもちろん、クリンリネス(清掃・清潔)や働きさんへの適正な指導など、しっかりとした店舗運営がなされておられました。
さてさてここまでは、もしかしたら「満足の域」なのかもしれません。勿論ここまでも大変立派な事だと思います。(余談ですがこのお店は満足の域をはるかに超えておられました!)
ではそれ以上に感じるものっていったい何なのか??
それは、言葉にすれば気配り・目配り・思いやり・・なのでしょうが、それらを可能にする根本思想、つまり前回のブログの続きではないけれど、「なぜ」や「何のために」といった思想や共通意識(ちょっと大袈裟かな? )があるんだろうなーと想いました。
しかし・・・
気配り・目配り・思いやりを! と言われても何をどうするの・・・・??
思想や意識と言われても・・・ よく解りませんし?!
想いと現実には隔たりがあるんですよね。個人差もやっぱり出てしまうんですよ。
だからちゃんとした言葉で、理解できる言葉で、しっかりと伝えていく事が大事なんでしょうね。具体的な事例を出しながらであったり、その場のピンポイントであったり。
それがあって初めて「なぜ」や「何のために」といった思想の部分が理解できる、共有できる。要するに土台みたいなもんなんですよ。
その土台があっての出店が成長なのではないか(?_?)
レバレッジを効かせれば出店することも可能なんだけど、ともするとそれは膨張ではないか(・ ・?
最近そんな事を強く感じ入っております。
伝えたい「想い」を確認、共有し、「伝言」でもって何度も何度も創りあげていく。その事によって一緒に成長出来たらな~と想っています。





