ちょっとした知恵
2009年02月28日
by 鎌谷 律脩
「ビジネスは心理学である」某有名財界人の言葉ですが、確かにその側面はあると想います。例えば「松竹梅の理論」なるもの。うなぎ屋さんやお寿司屋さんで、一番下のグレード「梅」ではちょっとケチかな、「松」では贅沢だから「竹」を選ぼう、といった人の心理を突いた商売人の知恵としても見ることができます。
「竹」つまり真ん中のグレードを選ぼうとする性質を、行動経済学では「極端性回避」と呼ばれるそうです。他にも「希少性の原理」「選考逆転の法則」「ラべリング効果」など行動経済学、サービス心理学なるものは、実際の店舗運営にもその効果を発揮します。
最近驚いたお客様の行動で、メニューが多すぎて選べない事を理由に他店へ行かれた事がありました。勿論他にも理由があったのでしょうが、実はこれ、「選択回避の法則」というもので、豊富な選択肢はむしろ選びきれない、めんどくさくなる傾向があるようです。
飲食店がよく陥る傾向で、売上が落ちてくると「あの商品がないからではないか」と手前味噌の判断でメニュー数が増えていく。すると何屋かよく解らなくてお客様に選んでいただけない、さらにはオペレーションが乱れて益々売上が下がる・・・
師匠から口を酸っぱくして教えられていたはずなのに!
と反省しています・・・(T_T)
その反面、働きさんのちょっとしたアイデアで集客アップにつながる事もあります。
例えばこれ
お子さんがいらっしゃる働きさんのアイデア。子供の目線上にキャラクターをさりげなく配置。この集客力、半端ではありません(笑)
ポスター一枚でも驚きの効果が
中身も値段も変わらないのですが、構成比率が大幅にアップ。
他にも各店、色んな知恵を絞って、お客様にアピールしてくれたり、店舗の運営に活かしてくれております。ちょっとした知恵、こういった時代だからこそ、この積み重ねが効いてくるんだろうなと想います。





