いったいこの先はどうなるの・・・ってくらい、市場環境は激動の真っ只中にあると認識しております。そんな中、鎌屋は5月末決算なので、決算に関する事項と、来期、特に予算策定に勤しんでいる今日この頃です。
不景気?と思われる購買意欲の低下(購買に対する商品と動機が変化しただけと私は認識しておりますが・・)更なる大型商業施設の台頭、生き残りを掛けた大規模な増築や改装、球場移設に伴う人口移動、ETC割引による郊外への流出等々・・・
でもいくらそんな外的要因を嘆いてみたところで何も変わらない。そんな事より内的要因、特に脳の設定によって結果は見えてくるというものという話。
実は昨年来より、友人から勧めてもらった「脳」に関する勉強会に参加しているのですが、どのような内容かと言いますと、要は脳の中にロックオンした通り結果が出るというもの。
例えば「もしうまくいかなかったらどうしよう」だったり、「このままだったら売上は下がる一方だ」であったりします。これは「未来不安」であって、まだ何も起きていない、何も始まっていないのに、その事に意識が向かうとその結果を招いてしまうという事が往々にあるようです。
仕事で見れば、課題の難易度が高いほど「もしかしたら達成が無理ではないか」という思いが脳内意識に存在し、結果として未達成ならば「あー、やっぱり無理だった」となる。勿論楽観的に「なんとかなるさ」は単なる甘えやぬるま湯に他ならず、余裕があるうちはそれで過ごせるのでしょうけど、さてさて、いつまでそんな事を続けていけるのか。
つまりここでの重要点、転換点は、「どうなるの?」ではなく、「どうするの?」に脳をロックオンする事ですが、先日、財務のプロフェッショナルであるブレーンさんからこんな話を聞きました。
「私の会社では、○○だと思いますという発言は禁止されています(“思います”だけではだめだという意味)」「だからいつまでに○○を行います」を時系列に追いかけているとの事。一見当たり前のような内容ですが、経営資源に限りある中、課題に対する処理速度は明らかに違います。
友人の経営者仲間から聞いた話は更に衝撃的でした。
「私の会社では、課題に対し、あれとこれとそれと、2~3の対策をやりました。でもうまくいきませんでした、というマネジメントは受け付けないんですよ」
「え!? どういう事ですか?」と私が問い返すと、
「2・3の対策なんて誰でも打ち出すでしょう。最低でも40位対策を実行していかないと・・・」
そう言われた瞬間、驚いて言葉が出ませんでした(ましてや同業ですから・・・)
つまりは、2・3の対策というものは、実は過去の経験則から導き出している事がほとんどであり、その事で対策を講じたと脳が認識すれば、そこで思考は止まりがち。でも40の対策をと具体的に言われれば、否が応でも思考はフル回転になるという事。またそのレベルにおいて働きさんを教育されているという事は、万が一の時、どこでも通用するスキルを持っている、つまりその働きさんを守る事につながるという事。当然3つのアイテムと40のアイテムを持った者が出す結果には、歴然とした差が出る事は容易に想像できます。
自身に置き換えて、常に40のアイテムを、と言われればまだまだですが、例えば追い込まれて深く考えた事により、これまで難易度の高い課題と思っていた(今となってはそれも思い込みだった)事がクリアしてきた事例が確かにあります。
どこを見つめ、何を思うのか。どうなるの、ではなくどうするのか。設定の段階で、すでに導き出されるゴール地点がおおよそ決まっているんだろうなと改めて想いました(思うだけでは・・・ダメですけど・・・)