設定の仕方・・・2
2009年09月26日
by 鎌谷 律脩
「すべての行動は、記憶の中にある潜在意識から答えを導き出そうとする。それが私たちの脳のメカニズムである」というもの。前回の「設定の仕方」でも触れましたが、脳の設定によって、すでにゴールはおのずと導き出されているという話Vol.2です。
先日驚くような報告を受けました。それは「社長、電気代が年間数十万ほど下がる可能性が出てきました」という内容。
数十万??
数万ならまだ分かりますよ。でも私の脳のメカニズムから言えば、こまめに電気を消す、夜間料金を活用する、省エネ器具を導入する・・といった具合です。それでも月に数千円でしょう。つまり私の脳の設定は、それ以上の削減というゴールは無かったわけです。
彼が起こした行動は、お店の財務諸表を前にして、電力会社に電話をかけこう言ったようです。
「なぜこんなに電気代が高いのか・・・」
恐らく電力会社の方はビックリされたと思います(^^ゞ もちろん脅しでも何でもなく(笑)、単純に電気代が高いと思うからどうすれば下がるのかという答えを導き出そうとしての行動。
真摯に対応して下さったのでしょう。調べていくとプランに問題があるようで、基本料金は安いのだけれども、超過分の使用料は割高になる。圧倒的に超過分が多いため割高になっていたようです。公共料金という事もあって、原則市場原理は働かないだろうという潜在意識。携帯電話のプランで以前よく似た事があったのですが、根本となるその前提は、比較や競争原理があったので、それは脳の設定ではなく選択肢の問題だと思います。
彼が脳の設定に「ロックオン」をかけての行動かは分かりません。私がオーバーに考えすぎなのかも知れません。
しかし、結果として得られたゴール(便益)は明らかに違ったのは言うまでもないでしょう・・・ 続く





